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採光と採風計画

2024年06月30日

*いつもブログをご覧いただき、

誠にありがとうございます*

お家を建てる際に欠かすことが

できないものが「窓」です。

窓はお家のデザイン以外に

自然光を取り入れる「採光」の役割と

お家の中に空気を取り込む

「採風」の役割を担っています。

 

今回は採光と採風の2点について

ポイントを絞ってお話します。

 

〈採光の計画〉

自然光を室内に取り入れることで、

お部屋が明るくなるだけでなく

生活リズムが整いやすくなったり、

光熱費が抑えられるなど、

心身ともに快適に過ごすことのできる

お家づくりにつながります。

 

しかし、とにかく窓を多く設置すれば

良いというわけではありません。

窓は熱の通り道にもなるので、

夏場の熱気を取り込んでしまったり、

冬場は温めた熱の逃げ道にも

なってしまいます。

 

南側には大きな窓を、

西側には西日対策で最小限に…など、

間取りに合わせて窓の種類や大きさを

決めていくことが大切です。

 

〈採風の計画〉

現在のお家は24時間換気システムが

取り入れられており、 窓を開けて

換気しなくても、定期的にお家の中の空気が

入れ替わるようになっています。

しかし自然の風を取り入れたい方も

いらっしゃるかと思います。

 

 窓の配置によって、より効率よく

換気を行うことができますので

ポイントをお伝えします。

 

①1部屋になるべく2か所以上窓をつける

風を室内に取り入れるためには、

風の入口と出口が必要です。

1部屋に窓を2か所以上設けることで、

この入口と出口を作ることができます。

できれば窓どうしが対角に来るように

配置を行うとより効率が良いです。

 

②高低差をつける

空気には、温かい空気は上昇し、

 冷たい空気は下降するという性質があります。

この性質を利用して、空気の入口と出口に

高低差をつけることで、換気の効率を

より上げることができます。

デザイン上難しいケースもありますが、

吹抜があると取り入れやすいかもしれません。 

 

いかがでしたでしょうか。

皆さまのお家づくりの参考に

今後もご覧いただけたら幸いです。

株式会社ひらいでは無料の

設計相談も承っておりますので

お気軽にお問い合わせください。

 


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